こんにちは。
講師の田中由未子(たなかゆみこ)です。
私がキッズ英語に携わようになったのは二人の息子たちがきっかけでした。
長男が3年生、次男が年長になったころ。
子どもたちに英語の楽しさを伝えたいという思いがあり、「それなら自分で教えちゃおう!」と考えたのがこの教室の始まりです。
私が思う「英語の楽しさ」は、コミュニケーションツールとしての「言葉としての英語」を楽しむことです。
私の英語人生のスタートは、「言葉としての英語」ではなく、「教科としての英語」でした。
小学5年生の頃に、少しだけ英会話教室に通い始めたもののABCをかじったところで、楽しさを見いだせず、すぐにやめてしまいました。
それからすぐに中学で「教科としての英語」を学び、文法を中心にテストのために勉強し、英語を使って「話す」チャンスは全くありませんでした。
「留学」したら「英語がペラペラになる」という浅はかな考えで、私は学生時代に1か月、イギリスへ短期留学に行きました。
留学先では、多国籍の生徒が入り交じり、その国々の独特なアクセントはありながらも英語で自分の意見を発信する生徒ばかり。
「言っていることは理解できる!!よし、私もいざ参戦!!」と思いきや、、、
自分でもびっくりするくらい英語が口から出てきませんでした。
頭の中にはいっぱい言いたいことが浮かぶのに、いざそれを伝えようとしても「話せない」。。。
英語が出てこない。。。
いろんな国の生徒たちが会話いている中、私は頭の中で言いたいことを日本語から英語に組み立てていました。
それを言葉で発信するまでにとても時間がかかり、いざ声に出して言おうと思った時には、すでに次の話題なっていて、みんなの会話についていくことができませんでした。
その時の虚しさと悔しさは今でも忘れられません。
それまでは、得意とまではいかないものの、英語は他の教科よりも少しはできたほう。
多少自信があったのですが。。。
まったく浅はかでした。
ショックと同時に、文法は多少(いや、けっこう)間違っているけれど、自分の意見を自分の言葉で次から次へと発信している他の国の生徒たちにとても衝撃を受けたことを覚えています。
そんなショックを覚えながらも、片言でも英語でコミュニケーションをとることができると、本当に楽しくて、もっと「伝えたい」という気持ちが強くなりました。
その後社会人を経て、再チャレンジ。
独学で英語の勉強を続け、ワーキングホリデービザを使って1年間カナダに留学しました。
カナダでは、ボランティアやスポーツクラブに参加したり、レストランでアルバイトをしたりと英語で意思疎通ができる喜びが相乗効果となり、「言葉としての英語」を心から楽しむことができました。
そんな経験を経て、しばらくした後、ラッキーなことに児童英語教育に出会うチャンスがありました。
2歳から12歳までに英語を始める10年間と、13歳(中学)から22歳までに始める10年間とでは、言語能力の発達段階が違い、言語習得がスムーズにいくことを学びました。
子供たちにはそんな素晴らしい言語能力がある!!
そこから私の夢がどんどん広がり、私の英語人生は、子どもたちのために英会話教室を開くことへと繋がっていきました。
英語は言語です。
人と人とのコミュニケーションをつなぐ手段です。
その言語を使って可能性をどんどん広げていくことができます。
人と人とのつながりを導いてくれます。
夢がどんどん広がります。
一緒に「英語の楽しさ」を学びましょう。
プロフィール
田中 由未子(たなか ゆみこ)
名古屋外国語大学・英米学科卒業。
学生時代にイギリスへ1か月短期留学。
大学卒業後、社会人4年目で退社。
ワーキングホリデービザを取得しカナダに1年間滞在。
帰国後、メーカーに勤務し、結婚・出産を経て、英語講師の道へ。
英会話・TOEIC®を専門とする語学スクールにて、社会人や学生向けのTOEIC®講座、旅行英会話、英文法クラスを担当し、英語指導にあたる。
また、観光バス会社のインバウンドツアーに添乗し、外国人観光客の通訳としての経験あり。
現在は、自宅にて英語教室を開き、幼児から学べる英語教室「Dimple English School」を運営。子どもたちの英語教育に力を入れる。
自宅教室以外にも専門学校にて非常勤講師として勤務。航空業界を目指す学生たちへのTOEIC®、英検®の資格取得、英語スピーチなどの指導にあたる。
取得資格:英検1級、TOEIC®L&R 965